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恩返し。


先月パリから日本へ帰る前日、
近所に住むフルーティストの友人Aちゃんを自宅に招き
ザンギを一緒に頂いた。

(訳:ザンギ=北海道弁で鳥の唐揚げの意)

そしてパリ生活先輩の彼女にお土産を探してもらうのを
手伝ってもらう事に。

そして気付く。

”ATMからお金がおろせなくなっている、、、”

お土産の準備がまだできていなかった僕は唖然。
そしてその時はパリの地下鉄、電車とストの真っただ中。

”明日どうやってタクシー代を払おう、、、”

そしてAちゃんが助け舟を出してくれた。
Aちゃんとその日逢っていなかったら、どうなっていたんだろう。
一文無しで途方に暮れていただろうな。

なんらかの事情でフィンランドの僕のビザカードはセキュリティーの為
突然ブロックされていたのだった。

そして昨日Aちゃんと久しぶりに再会し近所のカフェでお茶を。
なんと彼女も昔帰国する為に空港へ行く際、
友人が荷物を運ぶのを手伝う為に来てくれていたとか。
そしてお財布に十分な現金がないことに気付いた、、、。
そう、彼女もこうして、”友人がきてくれていた”という
うれしい偶然に助けられていたのだ。

そして彼女は今回喜んで僕を助けてくれた。
なんと言うことであろう。
こうして”恩”を受けて”恩を返す”という素敵な循環が
世界中を回っている。

僕は自覚症状があるくらいに常におっちょこちょいだから
また、助け舟のお世話になるかもしれないけど
この恩をしっかりと返せる日がくるといいな。

誰が、何がこうしてこの日Aちゃんに逢わせてうれたのだろう。
またまた得体の知れない何かに心が温まる。


写真はパリ一長寿の樹。
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by takuya98 | 2007-12-28 18:01 | 想い

ただいま〜パリ、そして〜?


昨日快適な空の旅を終え、
無事パリへ舞い戻った。

旅のお供は友人からのお勧め
東野圭吾さんの予知夢。
彼の作品はどれもすばらしく、ぐいぐいと引き込まれる。
先が気になって気になって仕方が無い。

パリの友人も札幌の友人もなんとこの東野さんにはまっている。
気の合う友人と同じ本に興味を抱く。
うれしい共通点だ。

昨日帰って来たばっかりだけど
29日から1週間、アフリカの隣に浮かぶスペインの島
カナリア諸島のテネリフへ太陽を浴びにいってきます!
羽を伸ばしまくってきます!



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by takuya98 | 2007-12-28 06:24 | パリ武者修行

そして夢はまた広がる。


卒業リサイタル
沢山の、ほんっとうに沢山の人たちに支えられて
無事終える事ができた。
感謝の気持ちで満ちあふれている。

満場一致で満点。
この上ない結果を頂く事ができた。
そして考えてもいなかった”デビューコンサート”も
させてもらえる事に、、、。

この秋、いや、ここ1年、オーボエ奏者としてのありかた、
そして自分がしている事は正しいのか、自分の向いている方向は正しいのか
分からず、不安になって、見失ってもがいた。

昨日その結果がわかった。
間違っていなかったんだって。

悩んでいる真っただ中ではなかなか信じきる事ができない。
”この苦しみにどんな意味があるのか”っていうこと。
僕はどんなことにも”良い意味”が隠されているって信じているけど
それすら信じきれなくなる事もあった。

審査員からの講評、胸にじーんと染みた。
あれらの嬉しい言葉を決して忘れず、オーボエをこれからも
丁寧に吹いていこう、そう思えた至福の瞬間だった。

デビューコンサート、どこで、どんな演奏会にしようかな。
またまた夢は広がるのであった。
目標は常に更新される。
達成したかと思うと、すぐに次の目標が現れる。
これって幸せなことだなぁぁ。

未だに演奏会の曲が頭をぐるぐると駆け巡っているけど
そんな余韻にひたりながら、のんびりとクリスマスを過ごそう!

次はパリでの演奏会、1月22日!
Cite Internationale des Arts で8時半より。
ピアニストの友人とデュティーユ、ドニゼッティのソナタを演奏予定。
あ〜〜〜〜楽しみだ!

HAPPY HAPPY CHRISTMAS EVERYONE!!!!!!!!!!!!



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by takuya98 | 2007-12-22 17:03 |

辞められない。


11月20日の東京公演を後に
一路札幌へ。

そして4つのコンサートに出演した。

どこコンサートでも驚かされた事。

それは、もちろん共演者から、そして見守ってくれている主催の方、お手伝いのかたから、でも驚いたのは会場を埋め尽くしてくれた聴衆の皆さんから
ものすごいエネルギーを感じながらそしてそれを貰いながら
演奏しているということに気付かされたこと。

真剣に聞いてくださっている雰囲気を感じながら
僕たち演奏者はもっともっといい音を届けようと
集中する。

演奏後の聴衆の方から頂く温かい言葉もほんとうに勇気や確信を
与えてくれる。

そう、やっぱり辞められない。
こういう経験を求めて僕は音楽をやっているんだって
再確認ができた。
ほんとうに演奏旅行をしに帰ってよかった、、、。
みなさん本当にありがとうございます。

今日はシベリウス音楽院の卒業リサイタル。
今まで支えてくれて来た人、そして物、そして得体の知れない”何か”に、
感謝の気持ちを込めながら演奏してこよう!

とってもうまくいきそうな気がする!
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by takuya98 | 2007-12-21 15:18 | 想い

日本への飛行機の中で。


日本へ行く前どんどんと吹けなくなった自分に
焦りをかくせなかった。

パリで新しいことを学びそして新しいシステムを
体にしみ込ませようと毎日必死でオーボエに向き合っていた。

なんと日に日に理想の音も出てこなくなり
しまいには指も回らなくなってしまった。

大学生のころ演奏したカリヴォダのサロン小品。
指をころころと転がして軽やかに進む音楽。
そう約10年前である。
あの頃はなにも難しいなんて思わずにすらすら自由に演奏できていた。
そして今のこれは何なんだろう!
今までできていた事がとてつもなく難しく感じる。
自分が生徒に教えている事が今自分ができていない。

このままでは人前で演奏なんてできない、、、。
ましてやお金を払って頂いて聞いて頂くなんてとんでもない!

そう、”新しいシステム”を取り入れるという事は
今まで積み重ねて来た事を崩してシステムを再構築ということなのだ。

日本への飛行機の中でじっくりと考える。
その結果、”この秋に習った事全てを忘れよう。東京に着いたら演奏会まで
まる2日ある。パリに行く前の自分を取り戻そう!”
と心に誓い、演奏会をさせて頂くドルチェ楽器さんで
ひたすら練習させていただいた。

本当に幸運なことに、僕の飛行機での決意は間違っていなかった!
自分の音色も戻って来た。でも指はまだまだ自分の指ではないかのように
感じたが、あのパリでの日々の演奏とは段違いである。

そして、一度何も考えずにもとの自分のスタイルで練習していると
少しずつ”あ!先生の言わんとしていた事はこういうことか!”
と、理解できるようになったのであった。

自分としては”あそこはもっとああできたはず”などとだめだしは幾らでもできるが
聞きに来てくださった方達から暖かいうれしい言葉を沢山聞く事ができた。

どうにかどうにか終える事ができた東京公演。
沢山の事を学んだ。



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by takuya98 | 2007-12-09 23:34 | パリ武者修行

明日で最後です。


明日で今回の滞在中のコンサート全てが終了します。
これまでの4つのコンサートに足を運んでくださった
全ての皆さんに心より感謝申し上げます。

明日は15時より
札幌中央区の井関楽器のスタインウェイスタジオにて
仲間とともに室内楽のコンサートを行います。
ぜひぜひ日曜の午後一緒に音楽を楽しみましょう。


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by takuya98 | 2007-12-01 13:00 | コンサート

PHOTO : LEA MAURER フィンランド、トゥルクフィルハーモニー管弦楽団首席オーボエ奏者、高島拓哉。Principal oboe player of Turku Philharmonic Orchestra, Finland


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■プロフィール■
1978年、北海道釧路に生まれる。幼稚園の先生のピアノをきっかけに音楽に惹かれピアノを始め、トランペット、サックスを経て釧路江南高校でオーボエと出会う。師匠岩崎弘昌氏と出会い、釧路ー札幌間をレッスンのため幾度と無く往復。沢山の支えにより北海道教育大学札幌校芸術文化課程にまさかの合格。嬉しさのあまり飛び跳ね、叫び、声を枯らす。在学中日本演奏連盟推薦新人演奏会に出演し、札幌交響楽団と共演。またハイメス(北海道音楽国際交流財団)コンクールにて第一位受賞。同財団また、北海道文化財団より奨学金を受け、同大学より交換留学生としてフィンランド、シベリウス音楽院へ留学。オーボエをヨウコテイカリ氏に師事。初海外&初一人暮しを同時に体験。あるパーティーでの悔しさをバネに英語を黙々とビートルズで勉強。2000年、留学中ラハティ管楽器コンクール、オーボエ部門にて第一位受賞。その賞としてカルヴィアミュージックキャンプへ招待され、夜な夜なキャンプの仲間にフィンランド語のスラングを教わる。2001年5月25日、運命の日を迎える。当日午前中、シベリウス音楽院での入学試験を終え、すぐさま汽車に飛び乗りトゥルクヘ。トゥルクフィルのオーディションを受ける。一心に自分の演奏をしようと心がけた結果、両方合格。日本との時差を忘れ実家へ報告。”何時だと思ってんの?”と祝福を受ける。留学先での単位を振り替え2001年同大学卒業。2001年9月3日、トゥルクにて社会人生活スタート。フィンランド語語学学校にて3度目のビギナーズコースを受けやっと基礎の基礎を学ぶ。2003年、ソロを吹く前の緊張よりもはるかに高い緊張を感じながら、思いきってリハーサル中、指揮者にフィンランド語で質問をする。オケのメンバーから拍手が起こり、何て暖かいオケなんだろうと実感。涙をこらえる。その後英語を話してもらえなくなり、開きなおってへたくそなフィンランド語を喋る。また同時にフィンランドでいまだに放映されている単純明解なTVドラマで口語を勉強。2004年念願叶ってシベリウス音楽院にてアンナマイヤマルッティネン女史のもと、バロックオーボエを学び始める。2005年、生まれ故郷釧路にて初のリサイタルを開催。”お帰り”というメッセージのついた花束を旧友からもらい、涙をこらえる。2006年、釧路にて高校の同級生のバレリーナとの当時誓い合った10年越しの約束を遂に果たし、バレエと音楽のコラボレーションを実現。2000、2003、2004年、PMFパシフィックミュージックフェスティバルアカデミーオーケストラにて、ワレリーゲルギエフ、ベルナルトハイティンク、ファビオルイジ、エドデワールトら各氏に指導を受ける。2005年同フェスティバルにてアシスタントオーケストラマネージャー、2006年より2013年までオーケストラマネージャーを務める。またトゥルクフィルでの演奏活動と同時に多数室内楽演奏会にも出演。自ら企画演奏するシリーズ、フィンランドからの贈り物を定期的に札幌を中心に開催、現在は名を鐘から鐘へに変更。カタヤトリオを結成しフィンランド国営放送YLEラジオにて録音。同トリオの演奏会後、トゥルク新聞にて”極上のオーボエ”と記される。また同トリオにてスマトラ島沖地震の復興の為、チャリティーコンサートを開催。収益金全額を赤十字を通し寄付。津波の起こったちょうど2年後の2006年、自ら津波の起こったタイ南部、カオラックを訪れ現地の方々と接し、当時の被害の凄まじさを知る。現地の方々のひたむきさ、笑顔に心を打たれる。フィンランド放送響、ヘルシンキフィルハーモニックオーケストラ、シンフォニアラハティ、タンペレフィルハーモニックオーケストラ、オストロボスニア室内オーケストラ、などフィンランド主要オーケストラにて客演を務める。余暇を利用し異文化体験をするべく、いままでにアメリカ、スウェーデン、エストニア、オランダ、ベルギー、デンマーク、チュニジア、ロシア、イギリス、フランス、エジプト、タイ、中国、ドイツ、マルタ、ギリシャ、スペイン、イタリア、インドネシアを旅する。2007−2008年、トゥルク市より奨学金を受けフランス・パリのCite Internationale des Arts(国際芸術家都市)にレジデントアーチストとして滞在、武者修行する。オーボエをジャック・ティス氏に、バロックオーボエをラファエル・パラシオス氏に師事。国際芸術家都市主催コンサートシリーズに出演。また数多くの室内楽コンサート・サロンコンサートに出演。ロンドン在住作曲家Paul Schutze氏製作のCD"Island Universe"にて初めての即興演奏にチャレンジ、ロンドン・ホワイトキューブギャラリーにてジョサイヤ-マケレニー氏のインストレーションとして公開された。2008年8月フィンランド・シベリウス音楽院にて音楽修士号を満場一致の満点で得、卒業。現在トゥルクフィルハーモニー管弦楽団首席オーボエ奏者。

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